スタンリー・ドンウッド個展「I Love The Modern World」
レディオヘッドの『The Bends』以降のジャケットを手掛けているアート作家、スタンリー・ドンウッドの個展を観に行ってきた。
場所は銀座八丁目の雑居ビルの7Fにある、東京画廊というところ(駅は新橋からの方が近い)。入場は無料で、狭いスペース(でも、画廊というのはこういうものなのかも)の白い壁に作品が10数点飾られていた。「レディオヘッドの」というのがどうしても頭にあったので、ジャケットの原画がずらりと展示されているものとばかり思い込んでいたのだが、実際はレディヘのアートワークそのものはひとつもなく、トム・ヨークのソロアルバム『The Eraser』関連の絵画が3枚あったくらい。他は、都市や郊外、精神世界といったコンセプトを元に描かれた作品になっていた。
画廊内には若い人を中心に結構人が入っていて、やはりレディヘを経由して足を運んでいる人が少なくないと思われる。絵画は展示と同時に販売もされていて、値札を見るとどれも結構な値段になっていた。それでも値札に赤いシールが貼られていて、それは恐らく売約が成立した数だろう。この個展は、来週26日まで開催されています。日曜月曜はお休みなので、お間違いなく。
関連記事
-
レディオヘッド(Radiohead)、コーチェラに出演
毎年4月にアメリカ西海岸で行われる野外フェス、コーチェラ。そのラインナップが一挙に発表された
-
Radiohead(レディオヘッド)(2)
2000年秋にリリースされた『Kid A』は、まさに衝撃だった。ギターバンドというフォーマッ
-
レディオヘッド、きみたちはロックだ
ギターやベース、ドラムといった楽器は、音や演奏を電気の力によって増幅させているものにすぎず、
-
レディオヘッド(Radiohead)、トロント公演前にステージが倒壊、1人が死亡
ボナルーフェスのヘッドライナーをこなし、北米ツアー中だったレディオヘッド。その最終公演となる