20-30代の女性が失恋した時に聞くアーティスト
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最終更新日:2022/12/18
トピック
毎週金曜日の深夜に、テレビ朝日で「爆笑問題の検索ちゃん」というクイズ番組が放送されている。爆笑問題の太田と小池栄子が司会をし、5人の芸人が回答者として雑学クイズに回答をするというものだ。深夜番組ということもあってか、単なるクイズ番組というよりは、出題と回答の合間に繰り広げられる出演者たちの暴走気味のトークも売りのひとつになっている。
ワタシの場合、番組を録画してだいたい土曜日の午前中に観ることが多い。さて今回だが、「20-30代の女性が失恋した時に聞くアーティスト」という問題があった。女性向けポータルサイトがアンケートを取ったところ、1位ドリカム、2位中島みゆき、3位プリンセス・プリンセスとあり、ここまではうなずける顔ぶれだが、4位には「意外な男性アーティスト」がランクインしており、この4位を当てるのが問題になった。回答者からは、松山千春や長渕剛、槇原敬之などの名前が挙がった。
そして正解は、なんと浜田省吾だった。
正解者はナシ。これには、ワタシもびっくりした。
ワタシは何度か浜省のライヴに足を運んでいるが、客の年齢層ははっきり言って低くはない。ライヴ中には、浜田とオーディエンスとのコミュニケーションのひとつとして、オーディエンスの年齢層を浜田が聴くというコーナーがあるのだが、圧倒的に多いのは30代40代であり、今年行ったライヴでは最も多かったのは40代だった。もちろんそれ以下の年代の方も、それ以上の年代の方もいる。しかし、今回の出題「20-30代の女性」となったときに、しかも男性アーティストのトップにして総合4位にランクインするとは、到底考えられなかったのだ。
現在の浜田は、年齢が50代になっていることもあってか、家族や父親をテーマにした曲が少なくない。がしかし、80年代の頃は多くのラヴソングを生み出していて、それは多くの男性ファンにだけでなく、同じくらい多くの女性ファンに対しても届いていて、そして愛され続けているということなのだろう。実際、ほとんどテレビというメディアを利用していないにもかかわらず、アルバムがリリースされればチャートのトップにランクインし、ライヴのチケットが発売されれば即完売して入手困難と化す。この国には、浜田のコアなファンが数100万人はいるのでは、という気にさえさせられる。正解を聞いたときは確かにびっくりしたのだが、頭を整理して考えれば納得できるのと、そして嬉しい気持ちでいっぱいだ。
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