ザ・ポリス（The Police）、27年ぶり来日

来年2月のザ・ポリス来日が決定した。

会場は、大阪は京セラドーム、東京は東京ドームで、今のところ発表されているのは各1公演ずつ。これらの公演の一般発売後に追加公演が発表されそうな気もするが、仮に追加が出たとしても、東京は日程的にウイークデーになってしまうだろう。それにしても、会場がドームになるとは思わなかった。武道館かあるいはさいたまスーパーアリーナがいいとこだろうと思っていたので。そしてチケット代はまさに大物かつドーム価格で、プレミア席が30,000円、S席が13,000円、A席10,000円、 B席8,500円となっている。プレミア席には限定グッズ付となってはいるが、それにしても高い。

ポリスは80年代に全米はおろか全世界で成功した稀有なバンドだったが、正式な解散宣言もなく、84年（86年説も）に活動を休止。以降それぞれソロとして活動していて、特にフロントマンのスティングはソロでも成功を収めていたので、ポリスの再結成はほぼありえないと思っていた。それが、突如今年になって再結成の報が流れ、グラミー授賞式のオープニングパフォーマンスという形で公の場に登場。以降ツアーを組み、各地のフェスにも出演。日本には来年2月に来るという噂は流れていて、ドラマーのスチュアート・コープランドは自分が撮影した映画のプロモーションで3月末に来日もしていた。

ポリスの来日は27年ぶりだそうで、となると前回は81年ということになる。ワタシはポリスの作品はひと通り所有し聴いてはいるがライヴを観たことはなく、スティングのソロは1度だけ94年に観ている。パフォーマンスはグラミーのを観ただけなのだが、そこで観た限りはスティングだけが現役の感覚を持ち合わせていて、スチュアートとアンディ・サマーズはじいさんになっちゃったなあという印象が強かった。各地を転戦してステージに立ち続けているうちに、かつてのマジックはよみがえっただろうか。