レディオヘッド(Radiohead)、『In Rainbows』ダウンロード解禁
今日10月10日は、レディオヘッドの新譜『In Rainbows』のダウンロード解禁日だった。
まず、朝起きてメールを確認すると、ダウンロードを予告するメールが届いていた。そして日中は仕事だったのだが、帰途につく中で携帯からネットしてみると、既にダウンロードをして音を聴いている人の声があちこちに書かれていて、それらがいずれも絶賛モードだった。楽しみだという思いと、早く自宅に着かないかなあというもどかしさとが自分の頭の中をよぎった。
さて帰宅しメールを受信すると、ダウンロード用のURLが記載されたメールが届いていた。URLにはメールアドレスと暗号化されたようなコードが埋め込まれていて、コレは恐らく購入者毎に異なる設定になっていると思われる。そのURLをクリックすると、すぐさまダウンロードファイルの保存ダイアログが表示されたので、ハードディスク内の任意のフォルダを指定して保存。あっさりできてしまったので、少し拍子抜けした。ダウンロードしたファイルはZIP形式の圧縮ファイルで、解凍すると10曲分のMP3ファイルが展開された。
取り急ぎ通しで聴いてみた。全10曲で約43分と、収録時間だけを見ればコンパクトだ。がしかし、その音に冒頭から度肝を抜かれ、吸い込まれるように一気に最後まで聴いてしまった。全体を包むトーンとしては、『Kid A』以降ベースになっているデジタルでアンビエントな世界観だ。そしてここには、トム・ヨークが昨年リリースしたソロアルバム『The Eraser』の要素も吹き込まれているように思える。そして、幾分かではあるが近年の作品よりはバンドサウンドが復活しているように感じる。『Kid A』が徹底して冷たい作風だったのに対し、『In Rainbows』は不思議と温かさを感じる。
早速CDにも焼いたので、今後しばらくは『In Rainbows』を手放せなくなりそうだ。それにしても、なんという連中なのだろう。レディオヘッドの5人は。
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