YMO、ライヴアース京都(Live Earth)で復活
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最終更新日:2023/04/04
YMO/Sketch Show YMO, 坂本龍一, 細野晴臣, 高橋幸宏
いよいよ目前に迫った、ライヴアース。そしてそれは、1993年以来14年ぶりとなるymoの復活でもある。
YMOといえば、巨匠にして個性豊かな3人のキャラクターや、『Rydeen』『Technopolice』といった曲がまず浮かぶのが、一般的なイメージだと思う。ではワタシはというと、これらとほとんど同じイメージしか持ち合わせていないことに気付いてしまった。よくよく考えてみると、ちゃんと聴いているのは『Solid State Survivor』1枚だけなのだから、ムリもない。
というわけで、付け焼刃ながら最近YMOのアルバムをこつこつ聴いている。ファーストは既にかなりの完成度の高さで、とてもデビューアルバムとは思えない名盤だ。『増殖』は個人的にはあまり興味は沸かないが、NHK-FMで不定期に放送されている「小山田圭吾の中目黒ラジオ」は、この作品及びスネークマンショーへのオマージュではないかと思ってしまう。ヒット曲『君に、胸キュン』に代表される『浮気なぼくら』は良く言ってポップ、悪く言えばチープだ。個人的に気に入っているのは、『BGM』『Technodelic』の2枚。日本のみならず、世界へ向けて発信しても恥ずかしくない、恐るべき密度の濃さを誇っていて、コレを聴いた海外の若者がアーティストを志しても何ら不思議はないと思わされる。
そもそもYMOの3人、細野晴臣、高橋幸宏、坂本龍一は、YMOに至る前までにソロなりバンドなりで既に大きな実績を上げている。つまりYMOは、日本が生んだ最大のスーパーグループだったのではないかと思うのだ。
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