Sound & Recording Magazine(サウンド アンド レコーディング マガジン)、椎名林檎が巻頭特集
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最終更新日:2024/11/03
トピック デーモン・アルバーン, 椎名林檎
これまで音楽雑誌には結構出費してきたが、それでも絶対に手を出さないジャンルというのがあった。それは、楽器や機材関連だ。ワタシはリスニングオンリーで自分で楽器を手にしたことはこれまでなく、よってこういったものに興味を示さなかった。
ところが、先月『Sound & Recording Magazine』という雑誌を買った。理由は極めて単純で、表紙が椎名林檎であり、巻頭特集も組まれていたからだ。彼女は先月、約4年ぶりにソロ名義での作品をリリース。この雑誌での特集は、レコーディングの工程を椎名林檎自らが語り、また携わったスタッフもコメントしていた。どういう機材やソフトウェアを使用したか、どこのスタジオを使用したか、などがオープンにされ、作品が出来上がっていく過程を垣間見られたような気がして、非常に興味深い内容だった。
他にはザ・グッド、ザ・バッド・アンド・ザ・クィーンのデーモン・アルバーンとポール・シムノンへのインタビューがあり、また1月のカサビアンの来日公演から横浜公演の機材が紹介され、またPA担当のスタッフのインタビューも掲載されていた。他にもさまざまなジャンルのアーティストに関連した記事があり、録音用のハードウェア、ソフトウェアの新製品の紹介もあり、そして広告も満載されていた。
例えばギターやドラムといった演奏機材に関する話題は、ネット上でも割とよく見られる。それはコピーバンドをやっているアマチュアの人が書き込んでいるものが大半だ。しかし録音機材やスタジオとなると、これはもう本格的なトコロに入ってきて、プロかもしくはプロを志向する人でなければ踏み込めない領域なのだと思う。毎月この雑誌を買って読むのはワタシにとっては正直かなりヘビーだが(分厚いし値段も結構する)、もし気になるアーティストの特集がまた組まれることがあれば、手にしてもいい雑誌だと思った。
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