ニューイヤーロックフェスティバル 2006-2007
内田裕也が毎年続けているカウントダウンイベント、ニューイヤーロックフェスティバル。その模様が、先日テレビで放送されていた。回を重ねて34回目となり、今回は、なんと東京のみならず、ソウル、上海、ニューヨークと、4箇所で同時開催された。
このイベントには常連のメンバーがいて、それは内田のほか、ジョー山中や白竜、シーナ&ロケッツらがいる。今回ジョー山中は上海へ、白竜はソウルへ飛び、現地のアーティストたちと共にステージを飾った。東京は浅草ロック座で行われていて、石橋勲Bandやカブキ・ロックスらの熱演もあった。中国や韓国にもロックシーンというのはもちろんあって、その一端を垣間見た気がした(一時期はフジロックにも韓国や中国のバンドがエントリーされていたことがあった)。
個人的にびっくりしたのは、ニューヨークでの公演だ。てっきりインディーバンドばかりが出演しているものとばかり思っていたら、L.A.ガンズのほか、なんとマーキー・ラモーンやニュー・ヨーク・ドールズのデヴィッド・ヨハンセンらが出演。デヴィッドは70年代に来日した際に内田と親交を深め、それ以降長いつきあいをしていると自ら語っていた。狭そうなライヴハウスではあったが、内田のスピリットが形を変えて海を越えて行ったのだと、思わずにはいられなかった。
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