チケット狂想曲再び

今日は、ローリング・ストーンズのチケットの一般発売日だった。東京公演は東京ドーム2回だが、ほとんどのプレイガイドで完売になった様子だ。いずれもウイークデーで、しかもチケット代はバカ高いというのに、それでもこの勢いなのだから恐れ入る。

今回のチケットは、座席毎に種別が分けられている。S席が17,500円、A席が14,500円、B席が12,500円、C席が9,000円という具合だ。自分でネットしてみて、どの席がどの辺りになるのかを探ってみた。S席はアリーナと1階スタンド、A席が1階と2階の間にあるバルコニー席、B席とC席が2階だ。これ以外にも、ゴールデンサークル席と呼ばれる種別があって、こちらはなんと55,000円もするそうだ。いやはや。

椅子席のある会場でのコンサートのチケットというと、会場の大小にかかわらず、チケットの種別が細かく設定されることはほとんどない。ほとんどがS席で、上の階の後方数列がA席、という割り振りがスタンダードだろうか。全てがS席という場合も少なくなくて、つまりはアリーナ最前列も2階の後方も同じ値段、という状態がこれまではまかり通ってきた。洋楽アーティストのコンサートでチケットの種別が細かく設定されたその最初は、ワタシが知る限りではストーンズの前回の来日のときだ。日本で初のアリーナクラスの会場での公演ということで武道館と横浜アリーナでの公演が決まり、チケットは4つの種別に分けられた。

ワタシは前回の武道館や横アリは最も値段が高い種別チケットを取ったのだが、今回は24日のC席のチケットを取った。来日の都度チケット代が大幅に吊り上げられるという状態に釈然としないものがあったのと、ドームの2階席でのライヴというのも何度か体験済みなので、これで行くことにしたのだ。噂されている、さいたまスーパーアリーナでの追加が正式に発表になったときは、どこの種別を取るか考えるかもしれないが・・・。