パンベリ・スティールオーケストラ/横濱サマーナイトフェスティバル
公開日:
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最終更新日:2023/12/09
クレイジーケンバンド
みなとみらいのランドマークで行われた、パンベリ・スティールオーケストラのライヴを観に行ってきた。ライヴは15時からで(18時からの回もあった)、場所はランドマークプラザ内ではなく、隣接している屋外のドックヤードガーデンだった。入場は無料。
始まる15分くらい前に到着し、空いている階段に腰掛ける。さて時間になり、司会のお姉さんによる簡単なバンドの紹介があった後、ライヴスタート。メンバーは10人以上いて、全員がお揃いのバンドTシャツを着ている。楽器は全てドラム系。通常のドラムセットが1台に、パーカッションが2台。そのものドラム缶もあった。
しかし大多数の人は、スティールパンという鉄のドラムを叩いている。全てがドラム系であるにもかかわらず、打楽器特有の力強さもあれば繊細なメロディーもあり、そしてラテンのビートが炸裂する。客は年齢層が高めで、小さなお子さんを連れた親御さんが多く、演奏に合わせて陽気に踊っていたおばさんもいた。予定時間は40分と聞いていたが、実際は少しオーバーして50分くらい演奏してくれた。
この後は買い物をしていったん帰宅し、横濱サマーナイトフェスティバルが行われている山下公園へ。出店が立ち並び賑わっていて、日中は大日本プロレスが行われていた模様。そして夕方からはライヴとなり、クレイジーケンバンドを含む3組が出演することになっていた。
ライヴは石のステージというスペースで行われ、入場は無料だが、前方のスペースに行くには整理券が必要だった(整理券ほしさに前日から並んだ人もいたそうだ)。配布はお昼12時から行っていて、ワタシが着いた夕方にはもちろん終了。なのでステージ近くまで行くことはできず、遠目に眺める格好になった。18時半からライヴはスタートし、IKURA&FUNKY STYLEとThe MOJOSという2組が出演。ワタシは芝生に座り込み、音だけを楽しんだ。
クレイジーケンバンドが登場したのは、すっかり陽も落ちて暗くなった20時15分頃。見えるのは人の頭ばっかりで、その向こうにかろうじて横山剣を確認できた。白いスーツかツナギかを着ていて、帽子をかぶりサングラスをかけていた。バンドは大所帯のようで、女性ヴォーカルや管楽器隊もいたが、正確に何人いて誰が何を、というのを把握するのはワタシのポジションからは困難だった。
ほぼ1曲毎にMCを入れるが、こういうところでできて気持ちがいいとか、この近くにはオレの職場があったとか、マリンタワーの光がきれいだとか、そんなようなことを言っていた。独特の「間」を持っているというか、さすがにライヴの持って行き方がうまい。最近のヒット曲『タイガー&ドラゴン』は、なぜかサワリだけを歌うに留まった。演奏はアンコール1曲を含む40分程度で、少し短かった感があるが、なにせフリーライヴだし、観れただけラッキーと思うべきなのだろう。
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