ビースティ・ボーイズ（Beastie Boys）、6年ぶり単独来日

未だに、唯一無二の白人ヒップホップユニットだと言っていいのではないだろうか。アルバムデビューが86年で、以降彼らの後を追うように出てきた白人ヒップホップはたくさんあったはずなのに、追いつくどころか背中さえ見えなくなっているというのが今の状況だろう。それだけ、ビースティーズの存在感は抜きん出ている。なにせ、ヒップホップをほとんど聴かないワタシですらCDを手にとって聴き、ライヴに足を運ぶくらいなのだから。

個人的には、99年の来日時に観に行っている。欧米ではアリーナ中央に円形ステージが設けられ、360度全開でのパフォーマンスをしたとのことだったが、日本では残念ながらそれはならず、通常のステージに。しかし、横浜アリーナを揺るがす心地いいプレイだったと記憶している。

その後も、2003年にはチベタン・フリーダム・コンサートで来日。去年は4月にプロモ来日し、8月にはサマーソニックのヘッドライナーとしてプレイした。そして今月となるのだが、今回はバンドセットになるとのこと。ロッキングオンやWEEKLYぴあに海外のライヴのレポートがあるのだが、それによるとどうやら中盤がバンドセットになるらしい（昨日の大阪もそうだったのかな？）。個人的には、ヒップホップオンリーよりも取っ付きやすくなる。