デヴィッド・シルヴィアン(David Sylvian)来日
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最終更新日:2023/12/24
Japan/David Sylvian キング・クリムゾン, デヴィッド・シルヴィアン, ロバート・フリップ
何年ぶりになるのかはわからないが、デヴィッド・シルヴィアンの来日が決定した。WEEKLYぴあ2月16日発売号によると、日程は4月23日(金)・24日(土)で、会場は昭和女子大学人見記念講堂。プロモーターはザックコーポレーションだが、これを書いている現在サイトに関連情報の掲載はない。東京以外の公演の有無については不明。
ワタシは過去に1度だけ、デヴィッド・シルヴィアンのライヴを観ている。もう12年も前の92年3月のことで、当時キング・クリムゾン再編に向けて準備中だった、ロバート・フリップと組んでのユニットとしてだった(後にクリムゾンのメンバーとなる、トレイ・ガンも帯同)。シルヴィアン自身、この時期のソロ作品はアンビエントに寄ったインストものが多かった(ジャパン復活を思わせる、レイン・トゥリー・クロウというのもあったっけ)。
当時はこのユニットでの作品のリリースもなく、果たしてどんな音になるのかまるで見当がつかなかったのだが、フタを開けてみれば、フリップを中心とした精度の高い演奏に加え、なんとシルヴィアンが歌ったのだ。非常にいいライヴだったが、悲しいかな今となっては「行った」こととここに書いたことくらいしか記憶にない。
翌93年には、ドラマーのパット・マステロットを加え、アルバムもリリースし、バンドとして再来日。しかしこの後シルヴィアンは再びソロに戻り、残るメンバーはクリムゾンのベースになった。当時のインタビューでは両者とも否定していたものの、今にして思えば、フリップはシルヴィアンをクリムゾンのヴォーカリストに据えることを考えていたのではないだろうか。
シルヴィアンは以降も数年おきに来日しているが、ワタシは観ていない。なぜなら東京公演が全てウイークデーだったことや、その前後にライヴの予定があって自重していたことなどのためだった。しかし、「いつかは」という想いは内に秘めていた。
の、に・・・。行けない。ここまでつらつら書いておいて、今回も行けない。なぜなら、23日はジャクソン・ブラウンの、24日はトラヴィスのチケットを、もう押さえてしまったからだ。嗚呼。
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