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デュラン・デュラン(Duran Duran)武道館公演

公開日: : 最終更新日:2023/10/13 Duran Duran

Duran Duran『Seven & The Ragged Tiger』

オリジナルメンバーで再結成し、去る7月には来日公演も果たした。その武道館公演が、先日BSで放送された。

時間は90分なのだが、ライヴのシーンだけやればいいものを、序盤はバンドのヒストリーやメンバーへのインタビューに費やされた。そしてやっと武道館の映像になるのだが、この選曲にも疑問が。どうせ全曲は放送できないのだから、ファンが最も観たい曲、すなわち80年代のベストヒットに絞ればよかったのに。新曲は演るわベストヒットは中途半端だわで、それで90分が経ってしまった。

客は女性ばかりななものと思っていたが、よく観ると男性客もそれなりにいた。演奏はメンバー5人のみのように見え、サポートはなし。ステージもあまり凝った装飾もなく、後方にスクリーンがあるのみだった。カメラはやはりヴォーカルのサイモン・ル・ボンを最も多く捉え、他4人はたまにちらちらと映る程度。サイモン、やはり老けたなあ。というか、もともと老け顔だったのだろうか。

80年代当時は爆発的に売れて、今懐メロと化しているデュラン・デュランと(それでも武道館でやれてしまうのはすごいが)、当時セールス的にはさほどでないにしても、その後若いバンドにリスペクトされ、今なお現役として活動している、エコー&ザ・バニーメンらとは、どちらが勝ち組でどちらが負け組だろうか。個人的には、後者の方に肩入れしたい。

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