今回は・・・!?
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最終更新日:2023/04/09
Eric Clapton エリック・クラプトン, ジョージ・ハリスン
エリック・クラプトンの、2年ぶりの来日公演が発表された。例によって、1ヶ月近くに渡ってほぼ全国を回る大規模なツアーだ。来日のニュースが流れたのは7日の朝だったが、ワタシは宅配されてきたぴあによって、少し前に知っていた。
クラプトンは、ほぼ2年に1度の割合で来日公演を行っている。ワタシは90年以来、欠かさず毎回の公演にそれぞれ1度ずつ足を運んできた。の、だ、が・・・、さすがに「今回はどうしよう?」という迷いが生じている。思えばこれまでは、毎回の公演にそれぞれリンクするポイントがあった。90年は意欲作『Journeyman』をリリースしていたし、翌91年はジョージ・ハリスンのサポートだった。93年は『Unplugged』が大ヒットしたのを受けていたし、実際序盤10数曲はブルースナンバーとなっていた。95年はまさにそのブルースアルバム『From The Cradle』のリリースに伴うツアーだったし、97年はそうした反動を受けてのオリジナルが中心となった。翌年にリリースされる、『Pilgrim』からの数曲は、このとき既に披露されていた。99年はまさにその『Pilgrim』のツアーだったし、2001年は半オリジナル半カヴァーの作品『Reptile』のリリースにリンクしていた。
じゃ、今回は・・・!?
2001年のとき、クラプトンは引退発言をしたとされている。ただそう言いながら、日本とアメリカに関してはこれまでと同じように公演を行うのでは、というのが大方の予想だった。アメリカはともかく、日本についてはその通りとなり、2年が経って来日が実現。だけど新作のリリースはないし、クラプトン自身が大きな動きをしたということもない。うーむ。
年をとったとはいえ、相変わらずギターテクニックは超一級だ。だけど、公演の構成というのはだいたい想像ができてしまう。お約束の曲はたくさんあるし、終盤は決まって『Cocaine』からの『Wonderful Tonight』だし。もしも今回の公演にスペシャルな意味を見出すとしたら、ワタシにとっては、それはここ10数年やらなかったような、大胆なセットリストの変更だ。作品的に決して評価の高くない、80'sの曲を取り上げてライヴで蘇生させるとか。あるいは、長いキャリアの中で、これまでライヴで演奏したことのない曲ばかりを取り上げるとか、そんな具合だ。
一般発売になれば、これまでのようにまた全公演売り切れになるのかなあ。
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