ローリング・ストーンズ(The Rolling Stones)のアルバム、アメリカ版とイギリス版
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最終更新日:2024/09/15
トピック ビートルズ, ローリング・ストーンズ
3月の来日公演に備え、最近ローリング・ストーンズのCDを聴いている。
例えばビートルズもそうだったのだが、60年代前半のイギリスのロックバンドの作品は、対アメリカ向けとして収録曲が入れ替えられたり(ヒットシングル中心になる)、曲順が入れ替わったり、ジャケットも差し替えられたりしてリリースされている。これは当時の日本も同じで、2枚組のアルバムが1枚ずつ別々のアルバムとしてリリースされていたようなこともあった様子だ。
ビートルズの場合はCD化に際してイギリス版に統一されてこれが世界標準になって今に至っているが、ストーンズの場合はややこしいことになっている。60年代前半の作品はイギリス版とアメリカ版の両方がリリースされていて、CDでもそれが受け継がれていた。それが現在はアメリカ版に統一されてしまっていて、イギリス版は廃盤になってしまっている。版権の問題もあるのかもしれないが、この状態が果たして当人たちの意に沿うものなのだろうか。
ワタシはストーンズのオリジナルアルバムはほとんど所有しているのだが、初期についてはイギリス版で所有している。去年の秋に再発されたのだが、音質が向上したとはいえ、今さらアメリカ版を買い直すのもばかばかしいので、さすがに手は出さなかった(『メタモルフォーシス』だけ買いました)。今はアメリカ版が標準だけど、この先何年か経つと、また動きがあるのだろうか。
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