ポール・マッカートニー(Paul McCartney)特番「ドライヴィングUSA~ライヴ」
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最終更新日:2024/09/15
映像 ビートルズ, ポール・マッカートニー
元旦の深夜に、日本テレビ系でポール・マッカートニーのライヴが放送された。昨年春のアメリカ公演を11月末にABCテレビで放送し、それを日本特別編集したものという紹介が冒頭にあったが、どうやら暮れに発売されたDVDともダブっているようだ。
放送は約2時間。DVDは約3時間だそうなので、1時間ほどがカットされたことになる。演奏シーンはほとんどがビートルズナンバーとなり、しかも演奏の最中にカメラスイッチングがめまぐるしく、客席のファンの表情を映すこと多数。観ていてかなり疲れるし、そしてうざい。DVDならばマルチアングル方式とかで画面の切り替えができるので、もしかするとうまく処理されていて、こうしたストレスは感じないのかもしれない。CMに入る前には、「さあ、いよいよ次は名曲XXXXが~」というナレーションが入る。日本特別編集ってこれのこと?
演奏シーン以外にも、いろいろと興味深い場面があった。会場入りするクルーやステージのセッティング風景、リハーサル(『Hey!Jude』をファンキーなアレンジで演奏)、バックステージでのポールとメンバーの表情、プライベートジェットでの移動、リムジンの中からファンのサインに応じるポール、ラジオやテレビの出演シーン、自宅での電話インタビュー、などなどだ。ポールの現在の妻であるヘザーも、ちらちらと登場している。
ライヴ会場は、恐らく2万人くらいのキャパシティだと思う。日本だと1万人クラスのアリーナ会場や、4~5万人クラスの会場(プロ野球の球場になる)はあるが、2万クラスの会場というのはないのではないだろうか。昨年11月のポール来日公演もドームだったので、アメリカの人たちが少しうらやましい。
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