クラフトワーク(Kraftwerk)、エレクトラグライド2002(Electraglide)で来日
来週13日にオールナイトで行われる、エレクトラグライド。ヘッドライナーとして、クラフトワークが来日する。
クラフトワークが精力的に活動していたのは、70年代から80年代前半にかけてのこと。電子機器を駆使した未来志向の音の世界は、当時は斬新だったのではと想像する。がしかし80年代半ばにはマンネリ扱いされ、以降当人たちも活動のペースを極端に落としている。解散?引退?そう思われてもおかしくないほど音沙汰がなかったのだが、ダンス~テクノ~ヒップホップが90年代の時代を担う音楽となったとき、クラフトワークはシーンのゴッドファーザー的存在になった。
そんな流れもあったのか、98年には来日公演も実現。東京は赤坂Blitzで3公演のみ行われ、幸運にも2日目のチケットが取れたワタシはライヴに行き、酔いしれて帰って来た。まさか、クラフトワークをナマで観れる日が来ようとは。この年はバウハウスの再結成来日もあって、この2組のアーティストの来日はワタシにとって「事件」だった。
その「まさか」「事件」を、来週末に再び体験できる。今度はキャパ3,000弱のBlitzとはまるで異なる、1万人は収容できるであろう幕張メッセでだ。
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