プリンス(Prince)熱
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最終更新日:2023/02/12
トピック プリンス, ボブ・ディラン, ローリング・ストーンズ
来日情報が流れたのが9月の末だったこと。ここ数年のプリンスの活動に関する情報が、あまり表立って流れていないこと。チケットの値段が高いこと。などから、自分の中ではプリンスが来ることに関してそれほど気持ちが高揚しないのではないかと思っていた。この日記では何度も繰り返して書いているけど、ワタシは11月はライヴが盛りだくさんなのだ。ああー、よりにもよってなんで11月?という、素直に喜べないというのが本音だった。ほぼ全国ツアーとはいえ、日程は浜松以外はウイークデー。せめて東京圏は、1回くらい土日をからめてほしかった、とも思った。
しかし武道館にライヴを観に行って、やっぱりプリンスはすごいということを、改めて痛感した。小柄というよりものすごい細身で、なのにライヴはパワフル。今回はマイテやキャットといったダンサーも擁しておらず、主役はもっぱら音楽そのものだ。プリンスはどんな楽器でもこなすマルチミュージシャンだが、曲によりピアノを弾くことはあったが、ほとんどはギターに徹していた。この人もギター小僧だったのかな。
ワタシは過去、プリンスのライヴを9回観に行っている。89年の東京ドームは生涯初のライヴとなり、いきなりキャデラックでステージに乗りつけたド派手な演出に度肝を抜かれた。90年は『Graffitti Bridge』リリース直後となる東京ドーム2公演に行き、ヒットした『Batman』からの曲などを楽しんだ。92年は唐突に決まった来日で、やはりドーム2公演を観に行った。『Diamonds And Pearls』からの曲が、中心となったステージだった。そして96年は、武道館3回に横浜アリーナを観に行った。このときは前年7月に予定されていたのが延期になったものであり、その間に『The Beautiful Experience』がリリースになって、かえって好タイミングとなった。
というわけで、19日の武道館が10回目の公演となった。別に数を重ねればいいというものでもないが、ボブ・ディランの9回やローリング・ストーンズの8回をしのぐ、個人的に最も多くライヴを観たアーティストということになる。そして明日は、仙台まで参戦。自身11回目となる予定のプリンスの舞台は、なんとライヴハウスだ。
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