ゴールドディスク

CDの盤面は、シルバーがほとんどだと思う。しかし、ワタシはゴールドのCDを2枚持っている。1枚はプリンスの『Purple Rain』、もう1枚はポール・マッカートニーの『All The Best』だ。

『Purple Rain』の帯には少し解説があって、純金を蒸着して反射膜を形成し、より正確な信号を得ることができるうんぬんと書かれている。どうやら、従来のCDに比べると高音質で聴けるようだ。そして何よりも、盤の見た目が美しい。シルバーとゴールドでは、こうも違うものかと感嘆するばかりだ。

ただ、それ相当におカネはかかっていて、『All The Best』は3,500円、『Purple Rain』に至ってはなんと4,300円もしている。恐らく、普通に入手すればそれぞれ2,300円や1,800円程度で求められたであろうところを、だ。この2枚のゴールドディスクはもちろん限定モノで、現在は入手困難のはず。そしてワタシが買ったのは、10年以上前の学生時代の頃だったと思う。自己満足のためとはいえ、ずいぶんと背伸びしたものだ。

プリンスとポール。両アーティストとも11月の日本公演が決まっていて、ワタシも観に行く予定だ。ポールは9年ぶり、プリンスは6年半ぶりで、どちらも久しぶりの来日となる。