Factory後編
サッカー日本代表×ノルウェー代表の中継をはさんで2週ぶりとなった、フジテレビ系深夜の音楽番組「Factory」。ワタシが3日に参加したときの収録の後編が、昨夜オンエアされた。
オープニングは、ナンバーガール向井秀徳の語り。自分が中学生のときにエレファントカシマシのデビューアルバムが発売されて、それが今回こうして共演するなんて夢のようだ、といったような短いコメントだった。そして、そのエレカシを紹介する向井。「男宮本浩次35歳が歌います~」なる演歌調のMCで、演奏は『暑中見舞い – 憂鬱な午後 -』『あなたのやさしさをオレは何に例えよう』の2曲。何度も宮本の顔がアップになり、目玉をひんむきながら歌うさまが画面に広がった。
そして、いよいよナンバーガール。キタキマユのMCの後、新作の先行シングルだった『NUM-AMI-DABUTZ』。カメラアングルはステージ向かって右、つまり田渕ひさ子側からが多い気がする。向井と田渕、2本のギターのからみにアヒトと中尾のリズム隊が追い討ちをかけ、フロアの方はモッシュはするわペットボトルを振ってミネラルを撒き散らすわで、もう暴れ放題。オンエアは続いて『MANGA SICK』と、収録でアンコールのラストだった『鉄風 鋭くなって』となった。キタキマユとの対談では、田渕「ギターマガジンの表紙にでもなれたら」、中尾「ベースマガジンの表紙に」、アヒト「ドラムマガジンの・・・」、向井「明星辺りに」、と、ぼけまくりだった。
番組エンディングは、フォルダー5のAKINAと職人バンドによる、RCサクセションの『いい事ばかりはありゃしない』。ちなみに、番組オープニングでかかっていたニルヴァーナの『Smells Like Teens Spilit』は、収録時にも客入れ及び客出しのBGMとして使われていた。番組のスポンサーも、向井が紹介していた。
4時間以上に渡った収録を30分番組×2週に収めているのだから、どうしたってオンエアはダイジェスト版的にならざるをえない。個人的には、番組が地上波レギュラーとして復活したことを素直に喜び、これからも番組をチェックしていくこととしたい。
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