JAM:TOKYO-LONDON
西新宿、というよりは初台にある東京オペラシティに、JAMというアート展を見に行って来た。東京とロンドンの両都市で活躍する43人の作品を展示したもので、ひとくちにアートといっても、ファッション、写真、グラフィックデザイン、音楽など、分野は多岐に渡っている。会場内はいくつかのブースに区切られているのだが、仕切りの壁の上の方にはユニクロや東急ハンズ、そしてJAMオリジナルの紙袋が整列されて天井に向かって並べられている。これもアートのひとつなのだろう。
ワタシがこのアート展を知ったのは、2年前のロッキンオンジャパンの表紙に使われた椎名林檎の写真がPRに使われていたのがきっかけだ。この写真を撮ったのはNAKAという人で、今回は林檎の写真3点を含む9点の写真を出していた。他にはレディオヘッドやスティーヴン・マルクマスのPVが流されていたり、吉本ばななの連載小説とその挿し絵が一緒に展示されていたり、So-netのモモちゃんのコーナーがあったり、テルミンがあって金属棒に手を近づけると音が出たり、あちこちのラブホテルの部屋を撮影したものがあったり、暴走族の写真、日本画、オブジェなどなど。ヴォリュームたっぷりで、ぜんぶ見るのに1時間近くかかった。
しかし、最も収穫だったといえるのがコーネリアス。4年ぶりに新作をリリースし、ツアーやフジロックへの出演も決まっているのだが、個人的にはなんとファースト以来聴いていない。ブースでは『Point Of View Point』という約4分の映像が流されていて、首都高やゆりかもめを疾走する映像に音楽が乗り、とても気持ちよかった。俄然フジロックが楽しみになってきたというか、とにかく作品を集めなきゃ。
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個人的に、今年だけで3度目のコーネリアスのライヴになる。しかし、フジロックのときはオザケンを