2種類のピンク・フロイド(Pink Floyd)
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最終更新日:2024/09/29
Pink Floyd キング・クリムゾン, ピンク・フロイド
83年の『Final Cut』を最後に解散していたと思われていたピンク・フロイドが、87年にデイヴ・ギルモアを中心にして突如復活。ソロとしての活動を始めていたロジャー・ウォーターズはバンド名使用の差し止めを求めて訴訟を起こしたが、結局ギルモアズ・フロイドは活動を始めた。ロジャーは自分の名義でピンク・フロイド的な活動を続け、ギルモアはバンドの名前と形を引き継いだ。なので、こんにちまで2種類のピンク・フロイドが存在していることになる。
ピンク・フロイドのファンの人に、あなたはロジャー派ですか?それともギルモア派ですか?と聞かれたら、どう答えるだろうか。70年代のピンク・フロイドをリアルタイムで体験した人であればずばっと答えられるのかもしれないが、後追いで聴いているワタシにとっては、この質問はかなり酷だ。ぶっちゃけた話、ワタシの場合だと「両方」と答えざるをえない。
昨夜はロジャー・ウォーターズのライヴを観に行った。演奏された曲の半分以上はフロイドで、遅まきながらどうにかピンク・フロイドをナマで体感した。ではこれで満足かといえば、やはりギルモアズ・フロイドの方も気になっている。仮にギルモアズ・フロイドがこの先来日するようなことがあればやはり会場に足を運ぶと思うし、もしかしたらフロイドとは一線を画しているギルモアのソロライヴがあったとしても、やはり足を運んでしまうかもしれない。
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