U2@スーパーボウル
アメリカンフットボールの最高峰を決する試合、スーパーボウルを録画した。といってもワタシはアメフトのルールも面白さもわかってなくて、別のものが目当てである。その「別のもの」とは、ハーフタイムショウだ。昨年はエアロスミスがブリトニー・スピアーズらと同じステージに立ってライヴをしたのだが、今年はu2の単独ステージなのだ。
会社から帰宅後にビデオを巻き戻し、そしてピクチャーモードで早送りしながらハーフタイムにまで持っていく。ハート型の花道が設置され、それを取り囲むように客が入って行く。ステージ上には既にメンバーがスタンバっている。まずはU2のPVやライヴの映像が細切れに流され、そしていよいよスタート!『Beautiful Day』だ。ボノが本調子ではない様子で、声が枯れ気味。高い声に伸びがないのが少し残念だが、それでも曲が持つ圧倒的とも言える勢いの良さは少しも薄れることはない。
続いては『MLK』から『Where The Streets Have No Name/約束の地』となり、ジ・エッジのギターの音色が気持ち良く響き渡る。ボノはハートの花道を駆け回り、そしてフロントのステージに戻って熱唱。そしてバックには、昨年9月11日のアメリカ同時多発テロ事件で亡くなった人や現在でも行方不明の人の名前が書かれた垂れ幕がお目見えする。
U2がこのハーフタイムショウに抜擢されたのは、彼らの真摯な態度が今や音楽界という枠を越えて広く世界に知れ渡り、テロに屈しない強い意志を持ち続けようとする人々の気運と合致したからだと思う。そして後は・・・、祈来日!
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