エリック・クラプトン(Eric Clapton)ビデオ&トークイベント
公開日:
:
最終更新日:2023/01/22
Eric Clapton エリック・クラプトン
ウドー音楽事務所が主催するエリック・クラプトンのイベントが、中野サンプラザで開催。運良く抽選に当たったので、行って来た。
午後6時に開演。クラプトンのヒストリービデオを10年刻みで流し、その合間に司会のクリス・ペプラーと音楽評論家の大友博、ワーナーとウドーのクラプトン担当の方の計4名によるトークという構成だった。もちろん、クラプトン本人は登場しない。映像は既発のものがほとんどで真新しさはなかったが、映画『トミー』の司祭役クラプトンはずいぶん久しぶりに見たので、なつかしく思った。
トークの主な話題は以下の通り。
【最近のクラプトンのライヴ】
評論家の大友博がニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデン公演を観に行ったそうで、いい意味での余裕があるライヴだったと言っていた。『Layla』ではkeyの人がギターを持ち、クラプトンとの掛け合いになったそうだ。
【引退説!?】
新たに曲を書いてアルバムを出して大規模なツアーをして、というサイクルでの活動はもうやめたい、というニュアンスだということ。クラプトンは日本とアメリカは大好きなので、スローダウンしても日本に来る確率は非常に高いと見ていいでしょう、とのこと。
【酒を飲みながら…】
今はもうしなくなったけど、70年代は酩酊状態でライヴをしたこともしばしばだったとか。ライヴ終了後は、赤坂界隈に繰り出していたのだとか。
【クラブでライヴ】
過去1度だけ、75年に札幌の小さなクラブでライヴを演ったことがあるそう。クルーがたまたまそのクラブを訪れると、バンドがクラプトンのコピーを演奏していて、そのことを本人に話すとじゃあそこで演ろうかという話になり、翌日本来の札幌公演を終えた後そのクラブを訪れ、3~40分ほど演奏。客は、たったの5人だったそうな。
【アルマーニ】
10年ほど前アルマーニのどっぷりハマっていて、日本公演で各地を巡った際に買い占めていたそう。クラプトンの身長は176センチくらいで、欧米のよりも日本のアルマーニのサイズがぴったり合うのだそうだ。
【格闘技好き!?】
PRIDEを観る為だけに3度来日していて、ウドーのスタッフがビデオを見せたところ、クラプトンがいたく気に入ったのがきっかけだそう。
【トンカツ好き!?】
ショッピング中、たまたま近くにトンカツ屋しかなかったので連れていって食べさせたところ、これまた気に入ったのだとか。
【オークション】
99年6月にニューヨークで行ったもので、ギター98~99本を始めとする計105本を出展。会場には約1000人が集まったが、一般よりもバイヤーが多かったとのこと。ウドーのスタッフはギター3本を競り落とした。最も高く売れたギターがなんと5000万。合計の収益は5億円となり、その全てが麻薬やアルコール中毒に犯された人のリハビリ施設に寄付された。
会場にはそのウドーが競り落としたギター3本と、クラプトンがウドーに譲ったというギター”ブラッキー”が飾られていた。途中このブラッキーを会場に来ていた人の中から4人の人に弾いてもらうということも。
ラストにはプレゼント企画があり、クオカードやキャップ、そしてクラプトンモデルのギターなど計27点が提供されました。ギターは新品。当たった方は1ヶ月前からギターを始めたというOLさんでした。当選番号は「461」(笑)。
客席入り口外にはクラプトンの過去の来日公演のポスターが貼られていました。85年のときはチケット代は5000円。それが90年代に入ってみるみる高騰していっていることや、初来日時のポスターがカタカナ表記であることなどを見ると、時代の流れを感じます。
そして
エリック・クラプトン ジャパンツアー2001決定!ほぼ1ヶ月近くの滞在ということから、全国各地を巡るものと思われます。
関連記事
-
エリック・クラプトン(Eric Clapton)参加のオムニバス『What’s Shakin’』
ヤードバーズ~ブルースブレイカーズ~クリーム~ブラインド・フェイス~デレク&ドミノス、という
-
クロスロード・ギター・フェスティバル 2007
先日ハイビジョンで放送されていた、クロスロード・ギター・フェスティバルを観た。2007年7月
-
エリック・クラプトン(Eric Clapton)『461 Ocean Boulevard (Deluxe Edition) 』
エリック・クラプトンが1974年にリリースした、『461 Ocean Boulevard』。
- PREV
- ニール・ヤング(Neil Young)、フジロック'01に出演
- NEXT
- コスモウォリアー零