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ニール・ヤング(Neil Young)、フジロック’01に出演

公開日: : 最終更新日:2023/10/13 Neil Young ,

Neil Young『Weld』

デビュー以来ほとんど休むことがなく、またその音楽性は常にそのときそのときの時代に対して敏感。パンクにもグランジにも真っ向から向かい合い、プラスしてライヴパフォーマンスは圧巻。今やその存在自体が稀有なアーティスト、。なぜか日本への足は遠のいていたが、今年の夏、89年以来実に12年ぶりの来日を果たす。そしてその舞台はの野外ステージだ。

ここ数年のニールは、99年には11年ぶりにクロスビー・スティルス・ナッシュ・アンド・ヤングとして活動。新作を発表し、ツアーも行った。そのときのツアーに同行したメンバーとでレコーディングしたのが全曲アコースティックの『Silver & Gold』。更には昨年秋のツアーを収録しアルバムと映像の2種類でリリース。これら一連の作品や活動に通じているのは、穏やかでどこか過去を懐かしむモードになっているということだ。

がしかし、フジロックへはクーホースを引き連れてやってくることからして、こうした流れとは別のステージになると予想している。ギターをガンガンに弾きまくり、弦をブチブチ切りまくり、という轟音爆音炸裂モードがベースになり、その中にアコースティックのコーナーがあって、90年代のアコースティック作品からチョイスされる、という感じになるのではないか。

フジロックに行かれる方で、ニール・ヤングの名前は知っているけど作品は全く聴いたことがないという方には、以下のアルバムをお薦めします。

・『Weld』91年/轟音炸裂の2枚組ライヴアルバム
・『Silver & Gold』2000年/全曲アコースティック
・『Decade』77年/前期ニールの代表曲が詰まったベスト

あくまでワタシ個人の予想ですが、最低限この3枚を聴いていればフジのステージにはなんとか対応しうるのではないかと思っています。そしてこれをきっかけに、他の作品にも慣れ親しむようになっていただければよろしいのかなと。

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