エアロ旋風
3月7日付で、4年ぶりの新譜『Just Push Play』を発表したエアロスミス。キャリア約30年、メンバーの平均年齢は50になろうかというのに、その創作意欲や活動ペースは全く衰えるところがないばかりか、むしろますます冴えてきている。
その『Just Push Play』。もーいーかげん息切れしてくる頃だろうというワタシの下衆な勘繰りを見事に一蹴する、聴き応えたっぷりの密度が濃い作品だ。自分たちが今まで培ってきた手法を大きく変えることなく、だけど今の時代にも充分に通用するサウンドを作り上げることに成功している。タイトル曲に『Walk This Way』のフレーズがちりばめられているのをはじめ70'sのエアロを彷彿とさせるテイストもちらつくが、しかしそれは懐メロや過去の遺産の棚卸しではなく、自信と余裕の現れなのだろう。先行シングル『Jaded』に象徴されるキャッチーなロックナンバーは、またまた新たなファンを獲得することはずだ。
そのエアロが、現在プロモーションで来日中だ。テレビ朝日「ミュージックステーション」にナマ出演して2曲を披露し、その翌日はTokyo FMの番組にナマで登場。他にも数多くの取材をこなし、明日4日はキャパ約2000のZepp Tokyoでライヴを行うのだという。
このライヴはMTVが主催するイベント。ワタシもMTVとMusic@niftyの2つのサイトから申し込みをしてみたが、どうやら外れたようだ。キャリアの長いバンドだし、年季の入ったファンも多いことだろう。またネット上でもエアロのファンサイトはいくつもある。ワタシの熱意はそれらを超えることができず、また運も味方してはくれなかったようだ(と負け惜しみ)。
このライヴについてはSony Musicを始め各所でレポートが掲載されることと思うので、気が付き次第紹介して行くことにします。
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