アンダーワールド(Underworld)『Everything Everything』
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最終更新日:2023/10/11
Underworld アンダーワールド, ビートルズ, ピーター・ガブリエル, フジロック, プリンス, ボブ・ディラン
先週24日には、幕張メッセでエレクトラグライドというオールナイトのイベントが行われた。テクノ系ユニットやDJが集結し、そしてその頂点に君臨するはアンダーワールド。2人になってからは初の来日公演となる。
しかし、ワタシはこのイベントをパスしていた。オールナイトがキツいこと、アンダーワールド以外のアーティストを知らないこと、アンダーワールドは去年の4月にBlitzで観ていること、そしてそのアンダーワールドがDVD『Everything Everything』を発表していてこれを買ったこと、などがその理由だ(ライヴを観に行かれた方お疲れさまでした)。
というわけで、最近ご活躍中の我が家のプレステ2に『Everything Everything』をセットし堪能した。ライナーノーツによれば昨年5月のベルギーブリュッセルの公演を中心にした映像だが、他の公演の映像も挿入されている。そしてその中には、フジロック'99でのステージも盛り込まれているのだ。なるほど、日本人オーディエンスの顔が、そしてあのリストバンドが何度も確認できる。
半年前は閑散としていた音楽もののDVDコーナーも、現在はかなり充実してきている。がしかし、そのほとんどはVTRとしてこれまで発売されてきたソフトのDVD版にすぎない。
がしかしこの作品は違う。最初からDVDというメディアを意識して作られているのだ。アンダーワールドのライヴはステージ後方にスクリーンがあって、曲のイメージに合わせた映像が洪水のように流れているが、DVDではこの映像だけを映すように設定することもできる。同名のCDには未収録の曲の収録。更にはこのディスクからのみアクセスできるウェブサイトというのもあるそうだ。ワタシのPCにはDVD-ROMドライヴがなく、残念ながら見れないのだが。。。
ワタシはかつてCD-ROMソフトにも結構おカネを使い、ボブ・ディランやビートルズ、プリンスの『Interactive』、ピーター・ガブリエルの『Xplora 1』などを買って楽しんでいた。しかし、結局CD-ROMソフトというメディアは音にしても映像にしても秀でたものを収めるには限界があり、どっちつかずの中途半端なソフトに終わってしまった。
DVDは、プレステ2という後押しもあるだろうが、クリアな映像と双方向性のプログラムによってまだまだ発展する可能性を秘めている。
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