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クロウズ=ペイジ(Jimmy Page And The Black Crowes)、来日中止

Jimmy Page And The Black Crowes『Live At The Greek』

朝ネットし、朝日新聞朝刊にクロウズ=ペイジの来日公演中止の告知があったことを知った。自宅で新聞を購読していないワタシは、出社前にコンビニに立ち寄って朝日新聞を購入。会社でお昼休みに新聞を開いた。

第二社会面の下にはコンサートの前売り情報や当日券情報などが掲載されているが、その中に小さく公演中止の告知がされていた。原因はの急性椎間板ヘルニアの容態が悪化したため、とのこと。もともと公演チケットのネット先行発売日と同日にもこのようなニュースが流れ、ヨーロッパ公演が全てキャンセル。日本公演は大丈夫か!?という激震が走っただけに、全く予想できなかった事態ではなかった。の、だが・・・。

解散後のジミー・ペイジの活動は、どう見たってツェッペリン時代を越えていない。かといってツェッペリンの再結成は望めない状態だ。しかしワタシは、ジミー・ペイジが終わった人だとは思っていない。何かきっかけがありさえすれば必ず蘇生する、そう信じている。例えばがランD.M.C.の『Walk This Way』のカバーヒットやガンズのリスペクト発言の辺りから復活の兆しをみせたように。例えばとコラボレートして『Flowers In The Dirt』を作り上げ、ワールドツアーに出たように。

そうした意味で今回のパートナー、はペイジ復活の格好の素材だとワタシは思っていた。ライヴは去年ので体験。それまでは土臭いサウンドが前面に出ていてこれがワタシには耳障りだったのだが(クロウズファンの方ごめんなさい)、昨年1月に発表したアルバムで彼らは吹っ切れ、次なる高みに上り詰めるステップに足を架けていた。道に迷ってつぶれて行く90年代のバンドが多い中、彼らは生き残る術を自らの手で掴んでいたのだ。

ジミー・ペイジを蘇生させたのはポール・ロジャースでもデヴィッド・カヴァーデイルでもでもスティーヴ・アルビニでもなく、ブラック・クロウズだった・・・。このような青写真をワタシは勝手に描いていた。

とにかくペイジの腰が悪いせいで、日本公演に限らずクロウズ=ペイジのツアーはストップしたままだ。まずは一刻も早い腰の回復を願うばかりである。

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