*

ホールジー(Halsey)@フジロック’22

公開日: : 最終更新日:2022/08/03 Fuji Rock Festival'22

ホールジー(Halsey)@フジロック'22

3年前のシーアのようなシンガーのイメージでいたが、彼女はよりアクティブだったし、そして多彩なパフォーマンスを見せてくれた。

かなり細身で、上半身はボンデージ風の衣装だった。おそらくブロンドのおそらくカツラを被り、ライトが当たると蛍光グリーンに見えた。まぶたにメイクをしていて、彼女が歌いながら目を閉じると瞳が赤く閃光しているように見えた。

バンドはドラム、ギター、キーボード&プログラミングで、広いステージはスペースが豊富だ。彼女はこのスペースを存分に使い、ひとつ所にとどまるのは稀だった。かと思えば、曲によっては自らギターを弾いた。正直、これは意外だった。

ステージセットも、いろいろ仕掛けがされていた。上部から火花が降り出したり、紙吹雪が飛散したり。ラストではステージの裏側から花火があがって、それは今年のグリーンステージの締めくくりも意味していた。

日米格差のあるアーティストは珍しくはないが、彼女もそのひとりだ。今回、パフォーマンス自体は素晴らしかったが、日本での認知度が今ひとつだったことは、最後までネックになったままだった。せめて、映画主題歌やCMタイアップなどで1曲でも日本に浸透した曲があればと、思わずにいられなかった。そうした中、欧米ではネットフリックスのドラマで火がつき時ならぬセールスとなっている、ケイト・ブッシュ『神秘の丘(Running Up That Hill)』のカヴァーが嬉しかった。

関連記事

SEE YOU IN 2023!!

フジロック’22(Fuji Rock Festival)まとめページ

7月28日(木) ・前夜祭(おとぼけビ~バ~) 初日・7月29日(金) ・スタート

記事を読む

フジロック’22前夜祭

フジロック’22前夜祭

関越道を降りた後、16時台には強い雨が降っていたが、17時過ぎに現地到着した頃にはあがり、以

記事を読む

モグワイ(Mogwai)@フジロック’22

モグワイ(Mogwai)@フジロック’22

ホワイトステージのトリを2度務めているモグワイを、レッドマーキーのトリにというのは微妙な気持

記事を読む

オリジナル・ラブ@フジロック’22

出演するのは2019年のレッドマーキー以来。田島貴男が自ら楽しんで歌っていて、それが観る側に

記事を読む

OAU@フジロック’22

OAU@フジロック’22

出演アーティストのキャンセル発生に伴い、急遽出演が決まったバンドだ。以前は「OVERGROU

記事を読む

  • 全て開く | 全て閉じる
PAGE TOP ↑