シン・エヴァンゲリオン劇場版:||(Dパート以外ネタバレあり)
本来ならば2020年6月に公開されるはずだった、「シン・エヴァンゲリオン劇場版:||」。2度の延期を経て、ついに3月8日に公開された。個人的には、旧劇場版を含めすべてテレビ放送で済ませていて、劇場で『エヴァ』を観るのはこれがはじめて。しかも、たまたま8日に休みを取っていたので、公開初日にMX4Dで観てきた。
パンフレットによると、制作では6つのフェーズとして管理され、台本もそのように分冊されたとのこと。
【アバン1:パリ旧市街にてヴィレがエヴァ修理用パーツを回収】
個人的には未見だったが、それまで「0706作戦」などで公開されていたパートのようだ。リツコの管理、マヤ指揮のもと、パリ旧市街のユーロネルフ封印柱にて、エヴァ修理用パーツを回収。ネルフのエヴァに襲撃されかけるも、マリが食い止める。
【アバン2:シンジ、友人たちと再会】
『Q』のラストから直結。歩き続けていたアスカ、シンジ、レイを迎えに来たのは、同級生の相田シンスケ。3人は第3村へ行き、シンジとレイは医者(恐らく無免許)になったトウジ宅に身を寄せる。トウジはクラスの委員長だったヒカリと結婚し、娘を授かっていた。第3村は、太平洋戦争終結後の日本のような状態。
【Aパート:第3村での日々】
重い責任を感じて失語症になり、食べ物に一切手をつけないシンジ。シンスケはシンジを引き取って自宅に連れ、そこにはアスカもいた。レイは少しずつ人としての感情を学び、農作業に勤しむ。シンジは徐々に回復するが、レイはシンジの目の前で液体化してしまう。
【Bパート:ヴンダー発進】
シンジとアスカはヴンダーに戻り、シンジはエヴァには乗せないとして監禁される。ネルフつまりゲンドウと冬月は、セカンドインパクトの爆心地である南極にて、フォースインパクトを起こすべくエヴァ13号機を起動せんとする。ヴィレは、それを阻止すべく大気圏外から攻撃をかける。
【Cパート:ヴィレとネルフとの決戦】
エヴァ13号機起動を止めるべく、アスカは裏コードを起動させて自らを使徒化。しかし、結局13号機は起動してしまい、アスカは取り込まれてしまう。そして、アスカもレイと同じくクローンだったことが判明。ゲンドウはヴンダーに乗り込み、ミサトとリツコに人類補完計画の全貌を話すと、自らエヴァ13号機に取り込まれる。シンジは再びエヴァ初号機に乗り、ゲンドウとの決戦、いや「対話」に向かう。
【Dパート】
そして、決着。
今回、久々にMX4Dで観た。アバン1とCパートDパートでの戦闘シーンでの、椅子の揺れようは凄まじかった。これまで何度も利用しているが、最大級の激しさと言ってよく、何度もずり落ちそうになってしまい、ドリンクホルダーを手で掴んでいなければならなかった。
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