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池袋グランドシネマサンシャインのIMAXシアターは国内最高峰か

公開日: : 最終更新日:2020/12/06 雑感

池袋グランドシネマサンシャイン

横浜住まいのワタシは、上映作品を観る場合はだいたい川崎の劇場を利用する。しかし、今回の「インセプション」IMAX版では池袋まで足を運び、グランドシネマサンシャインで観た。

一時期は珍しかったIMAXシアターだが、近年はかなり増えてきた。しかし、スクリーンの大きさとサラウンドシステムによる音響の充実さから、大阪の109シネマズと池袋のグランドシネマサンシャインが、国内最高峰と言われている。大阪はさておき池袋は以前から気になっていて、いつかはと思っていたところ、今回ついに踏み切った。

グランドシネマサンシャインは、池袋駅から徒歩数分、サンシャインシティ入り口の近辺にある。12階建てで、3階まではレストランやゲーセンなどが入り、4階がフロント。5階から12階までがシアターになっている。IMAXのシアター12は、12階ワンフロアまるごとだった。もちろんエレベーターもあるが、エスカレーターで上ると壁に名作映画のポスターが編年体で展示されていて、これを観るだけでも楽しめる。

さてシアター12の中だが、まずは巨大なスクリーンに圧倒される。劇場用映画といえば横長が定番のはずなのに、イメージとしては正方形に近い。スピーカーも、サイドの壁だけでなく天井にも複数配置され、これなら音響効果は充実するはずだ。

ネットで調べた限りでは、スクリーンが大きすぎるがゆえ、前の方の席では全てが観られない・観にくいとされていた。なので、後方のプレミアムクラスとグランドクラスの間にある席のほぼ中央を予約。これは正解で、スクリーンも全部見えたし、前の人の頭がかぶることもなかった。

映像は、作品や場面によって画面の上下が広がったり縮んだりする。作品がどのサイズで撮影されたかによると思われ、「インセプション」もフルサイズにはならなかった。ただ、前段として流れた6分間の「テネット」の映像は、フルサイズだったように思う。巨大スクリーンは、観る側だけでなく制作する側の技量も試されるのだと感じた。

難点はチケット予約だ。上映2日前の午前0時から開始となるが、まあつながらない。ワタシは当初公開2日目を狙ったが、接続されるまでに7分かかった。109シネマズなら人数待ちの表示がされるが、そういうのはなく、ひたすらリロードするしかなかった。つながった時点で、狙っていた座席とその周辺はほぼほぼ埋まっていた。なのでその日は断念し、一週間待ってからリトライ。さすがに競争率が下がったのか、今度は一発でつながり、望んだ席をゲットできた。

また、決済手段のバリエーションが少ないなとも思った。クレジットカードは当然として、携帯キャリア払いや某ネットショップのアカウント払いなどがなく、自分が持っているポイント利用による値引きができないのはきびしいなと思った。

というわけで、今後頻繁に利用するかというと、ちと微妙だ。ともあれ、IMAXシアター自体が格段に素晴らしいことは疑いようがない。

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