ルーヴル美術館(2019年12月30日)
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パリ・ロンドン旅行2019年12月-2020年1月 デビルマン
ルーヴル美術館は、朝イチの9時で予約していた。宿泊しているホテルからは近く、歩いて30分ほど前に到着。ガラス張りのピラミッドが入り口だが、列がいくつかに別れていた。ワタシが並んだ予約者用の列はさほど混んでいなかったが、当日券の列は既に何重にもなっていて、ピラミッドの裏側にまで回り込んでいた。
時間になり、団体やVIP扱いと思われる人たちが先に入場。その後予約者の列が動きはじめた。ベルサイユ宮殿と同様、荷物はX線でチェックされ、自分は金属探知機をくぐった。また、恐らく朝イチだけだが、係員に強制的に荷物をロッカーに預けるよう言われ、上着も預けて身軽になった。館内は広い。そして、人気の展示物には人が集中する。一番人気の「モナリザ」を目指しつつ、順路に沿って進む中でいくつかの展示物も観賞した。
「ナポレオン一世の戴冠式と皇妃ジョゼフィーヌの戴冠」
2枚あるうちの1枚はヴェルサイユ宮殿にあり、あと1枚がルーヴルにある。1箇所だけ異なるところがあって、左手前の5人の女性のうち、ヴェルサイユのはひとりがピンクのドレス、ルーヴルのは5人全員白のドレスだった。
「サモトラケのニケ」
頭部と両腕がない女性の像だが、それでも美しい。そして時間が早かったせいか、ほとんど人がいない中で観賞できたのが嬉しかった。「デビルマン」にこの像を扱ったエピソードがあって、それを読んでいたときにはまさかホンモノを観られるなんて思ってもみなかった。個人的には、「モナリザ」以上に見ごたえがあった。
「モナリザ」
一番人気は伊達じゃない。早めの時間帯にも関わらず、ココだけは既に長蛇の列ができていて、たどり着くまでに10分くらいかかった。目の前で観賞ができるのも、数10秒程度。写真を撮るのも1回だけと言われていた。学芸員の数も、かなり多かった。聞いてはいたが、絵画のサイズはかなり小さかった。
ドラクロワ「民衆を導く自由の女神」
有名かついろいろパロディー化もされている絵画だが、時間が早かったこともあってか、意外にすいていた。
「ミロのヴィーナス」
他の展示物をひと通り観た後で行ったので、像を取り囲むように何重にも人垣ができていた。しかしそれほど待つこともなく、スムーズに接近。こちらも美しく、観ていて吸い込まれるような魅力があった。
このほか、アポロンの間、ナポレオン三世の部屋、ハムラビ法典などを観賞。コの字型の館内は迷路のようでもあり、時折望んだ方向と反対側に進んでしまったこともあった。
12時ちょっと前に、レストランに入って昼食。その後お土産を購入し、館内の書店にも入ってみた。日本の漫画家のコーナーもあり、ルーヴルに因んだ作品があった。その中から、『岸辺露伴ルーヴルへ行く』を購入。文字はもちろんフランス語で読めないが、記念だ。
美術館への入り口は複数箇所あるが、地下入り口前も長蛇の列ができていて、その脇を通って退出した。この人たちは、いつ入館できるのだろう。
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