aiko@テレ朝ドリームフェス　#drefes

冒頭がいきなり『カブトムシ』。ワンコーラスをキーボード弾き語りスタイルのスロー調で歌い、そしてバンドモードにシフト。歌い終えると、「これがホンモノの『カブトムシ』です。キュウソネコカミ後でシバく。」とな。

上半身がブルーのジャージで、赤いスカートがつながっているという、変則的な衣装だ。でも、彼女が着ると違和感ない。というか、小柄なのにオーラすごい。アリーナクラスの会場を、ものともしていない。バンドはギター2人、ベース、ドラム、キーボードのほか、中盤から4人のホーンセクションが加わった。

今回のステージ、両サイドにスクリーンがあって演奏中のアーティストを映すのだが、aikoのときにはじめてバックドロップのスクリーンが稼働した。紙テープが飛ぶなど、演出効果も豊富だった。アリーナ中央前方に花道が突き出していたのだが、これをフルに活用したのも彼女だった。

ワタシが知る曲は『カブトムシ』と『ボーイフレンド』くらいだったが、どの曲でも終始場内のテンションは高かった。MCも豊富だったほか、パフュームがやっているようなコール&レスポンスをやり（aikoの方がオリジナルで、パフュームはそれをまねつつ徐々に自分たち流に仕上げていったのだとか）、ふだんのライヴでもやっているというXジャンプもあり、と、客とのコミュニケーションを大事にしているのが伺えた。