アベンジャーズ(2012)
公開日:
:
最終更新日:2021/07/24
アベンジャーズ クリス・エヴァンス, クリス・ヘムズワース, サミュエル・L・ジャクソン, ジェレミー・レナー, スカーレット・ヨハンソン, マーベル, ロバート・ダウニー・Jr.
国際平和維持組織S.H.I.E.L.D.の長官フューリーは、緊急事態に陥った研究施設を訪れる。そこへワームホールが開き、マイティ・ソーの義弟ロキが現れる。ロキはコズミック・スピアでホークアイらの心を操って味方につけ、無限のエネルギーを備えた四次元キューブを強奪する。
フューリーは最強チーム「アベンジャーズ」結成を決意。アイアンマンのトニー・スターク、ハルクのブルース・バナー、70年の眠りから覚めたキャプテン・アメリカ、ソー、ブラック・ウィドウ、ホークアイらが揃う。それぞれに我が強く、当初は衝突ばかり。しかし終盤、四次元キューブの力により開通した巨大ワームホールから現れる宇宙生命体を目の当たりにし、団結して戦うようになる(ホークアイもマインドコントロールが解けて合流する)。
マーベルコミックスの人気キャラクターたちが勢揃いした、「ドリームチーム」を描いた作品になる。今作初見時にワタシが観たことがあるのは『アイアンマン』シリーズ3作と『インクレディブル・ハルク』だけだったが、『キャプテン・アメリカ』も『マイティ・ソー』も単体で公開され、続編も作られている。
これだけ揃うと、協力し合ってはいるものの、最も強いのは誰なのかという興味がわいてくる。どうやら、皆が認める最強はハルクのようだ。ブルースのときは知的で物静かな科学者だが、興奮状態が最高潮になり変異してハルクになると、もう手がつけられない。他のキャラとは対立してばかりいるトニーも、同じ科学者だからなのかブルースとは気が合っているようだ。戦闘のクライマックスで指示を出していたのは、「最年長」のキャプテンだった。
キャストは、ロバート・ダウニーJr.、クリス・エヴァンス、マーク・ラファロ、クリス・ヘムズワース、スカーレット・ヨハンソン、ジェレミー・レナー、サミュエル・l・ジャクソンと、当然ながら主役級ばかり。ただし、ブルース役はエドワード・ノートンからマーク・ラファロに交代している。
日本でいうと、歴代仮面ライダーや歴代ウルトラマンが勢揃いしたような感覚だろうか。
【2018年4月26日追記】
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の公開に先立ち、観返してみた。前回観たときは『アイアンマン』シリーズと『インクレディブル・ハルク』くらいしか観ていなかったが、現在はマーベル・シネマティック・ユニバースの全部の作品を観ているので、各ヒーローのキャラクターがより入って来た。なかなか団結できないアベンジャーズの心をひとつにしたのは、シールドのエージェント・コールソンがロキに殺されたのがきっかけだった。
エンドロールの途中の映像で、ロキと組んでワームホールから地球にやってきたチタウリのリーダーと、サノスが会話しているシーンが流れた。サノス、実はこの時点で登場していたのだ。
関連記事
-
マーベル・シネマティック・ユニバースまとめ
『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』を以って、マーベル・シネマティック・ユニバース(M
-
アベンジャーズ/エンドゲーム(結末記載につきネタバレ注意)
書きたいことはいくらでもある。マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)22作目にして、
-
アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン(ネタバレあり)
組織がロキの杖を使って実験を行っている情報を掴んだアベンジャーズは、研究所を襲撃し杖を奪還。
-
アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(ネタバレ注意)
まさかのバッドエンド。続編『アベンジャーズ4』の制作・公開が決まっているとはいえ、ここまでや
-
アベンジャーズ/エンドゲーム雑感(ネタバレ注意)
個人的に、はじめてマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)作品に手をつけたのは『アイア