佐久間正英さん、スキルス胃ガンを告白
ミュージシャンでプロデューサーの佐久間正英さんが、9日夜に自身の公式ブログにてスキルス胃ガンに冒されていることを公にした。
発見は今年4月で、その時点で既に手の施しようがなかったそうだ。丸山ワクチンと漢方の投与で一時は小康状態になったものの、他部への転移と脳腫瘍が発見されたとのことだ。
佐久間さんは、プロデューサーとしてボウイやグレイなどをスターダムにのし上げた。桑田佳祐も恐らくそうだと思うのだが、日本に数人しかいないであろう、こうすればヒットするという方法論を掴んだ人なのだと思う。
ミュージシャンとしては、プラスチックスの経歴もあるが、ワタシにとっては四人囃子のベーシストのイメージが強い。世代的にリアルタイムではないが、2002年の再結成時には、可能な限りライヴを観た。佐久間さんがギターで参加している早川義夫を観るために、和光大学の学園祭にも行った。2人にとっての母校だそうだ。
この年、四人囃子はフジロックにも出演した。もちろん観た。その後、アヴァロンフィールドでメンバーが仲間内でくつろいでいるのを見かけ、いちばん手前にいた佐久間さんに、ワタシは半ば強引に握手してもらった。佐久間さんにとっては迷惑なだけだったかもしれないのに、そのときのワタシはただただ喜びを噛み締めていた。
今日14日、佐久間さんは手術を受けることになっている。直前までツイートしていて、9時半頃に手術室に移動したそうだ。手術は成功する。きっと。いや、必ず。佐久間さん、がんばれ。
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