エディターズ(Editors)@Hostess Club Weekender
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最終更新日:2022/10/08
Hostess Club Weekender 2013.6. U2, サマソニ
来日は6、7年前のサマソニ以来だそうで、ワタシが観るのもそのとき以来だ。本来ならこのイベントのトリでもおかしくない力量を持っていると思っていて、実際彼らはそれだけのライヴをしてくれた。
序盤で最新シングルや彼らのキラーチューン『Munich』を早々に演ってしまい、ショウは早くも沸点に達した。え、もう?とびっくりし、この後続くの?と心配にもなったが、もちろんここで息切れするわけもなく、その後も高いテンションのまま演り切った。
パフォーマーの軸はヴォーカルの人で、ほとんどの曲でギターを弾き、また時にキーボードも弾いた。サウンドの要になっているのはヒゲのギターの人と思っていて、シューゲイザーに寄ったリフやu2のジ・エッジのようなきらびやかなリフを放っていた。キーボードの人も時にはギターを弾き、つまりトリプルギターになることもあった。
エディターズはゼロ年代デビューのUK中堅ギターバンドで、クークスやブロック・パーティに似たポジションにいると思っている。この間に解散してしまったバンドも少なくない中、生き残ってくれているのが嬉しい。
2日間に渡ったHostess Club Weekenderも、いよいよトリのトラヴィスを残すのみだ。
セットリスト
Sugar
A ton of love
Munich
Bullets
Two hearted spider
An end has a start
Formaldehyde
Smokers outside the hospital doors
The phone book
The racing rats
Papillon
Honesty
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